2011年02月11日
生きる力とトイレ

先日、ツイッターに投稿した文章です。
群馬県前橋にある「緩和ケア診療所・いっぽ」の萬田緑平先生のツイートに対する返信でした。
元の文章はこちらです。
トイレに行くのは辛いからオムツにする:ごくまれ。動けなくなるまでトイレに行きたい:普通。動けなくなっても命がけでもトイレに行きたい。介助してくれ:かなりいる。そういう人は意識が無くなるまで(亡くなる直前)トイレに行きたい。ポータブルトイレやオムツを使わない人もかなりいる。
ここからは、いよいよ痛みもひどくなり、トイレに行くのもつらくなってきたオジのところでのお話です。
オバと二人暮らしで、老老介護のお宅です。
オジは、オバに介助してもらって、夜中も必死に、トイレまで歩いているとのことでした。
ちょうど一緒に居合わせたケアマネージャーから、オムツをするよう提案がありました。
「トイレに行こうという力が、生きる力の一つの表れですから、オジ、オバがトイレに行きたいという間は、行ってもらいましょう。」
「だけど、オバが一人で身の回りのこともすべてするのは大変ですから、ヘルパーさんの力も借りましょう。」
と提案しました。
ケアマネージャーも、自分の父が最後までトイレに歩いて行こうとしていたことを語り始めました。
オジ、オバ。
トイレに歩くのを応援しますね。
だけど、まだまだ先もあるので、長続きできるように、私たちにもお手伝いさせてくださいね(*^_^*)。
Posted by neriya at 08:38│Comments(1)
│緩和ケア
この記事へのコメント
トイレだけは、行きたいって言う人多いですね。
オムツにするには簡単だし、
介護者にとっても楽だけど、
この“トイレ行きたい”って事が生きる活力なんで
オジ、オバも介護者の皆様も頑張ってほしいです。
なぜトイレがって言うのが多いのかなぁ~。
羞恥の関係もあるからかな?!
オムツにするには簡単だし、
介護者にとっても楽だけど、
この“トイレ行きたい”って事が生きる活力なんで
オジ、オバも介護者の皆様も頑張ってほしいです。
なぜトイレがって言うのが多いのかなぁ~。
羞恥の関係もあるからかな?!
Posted by さっち at 2011年02月13日 14:18