2011年01月28日
安全な熱さまし・痛みどめが良く効くように
カロナール、アルピニーという薬をご存じのお母さんは多いと思います。

そうです(*^^)v。
子どもの熱さましに使われるお薬です。
世界的には、癌の痛みにもたくさん使われている最も頼りになる痛み止めの一つでもあります。
一般名はアセトアミノフェンと言います。
子供だけでなく、妊婦、授乳婦、高齢者などにも最も安全性が高い とされている解熱鎮痛剤です。
バファリンやロキソニン、ボルタレンなどより胃を痛めにくい、喘息などのアレルギーを起こしにくい薬です。
ただし、保険上、使える量が少なすぎるのが、「タマにキズ」でした
しかし、ようやくこの1月21日から
1回500mgまでが1000mgまで、
1日最大1500mgまでが、4000mgまで
保険でも認められました。
安全な熱さまし・痛みどめが、もっと良く効くようになった。ということになります。
昨年発行された「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン」では、
(アセトアミノフェンの投与量は)2400mg~4000mg/日程度が妥当な鎮痛量・・・とされています。
抗がん剤などのドラッグラグ(諸外国で役立っている薬が日本では認可が下りるまでに時間がかかる)が、最近問題視されていますが、アセトアミノフェンの用量(使える量)の問題も似たような性質を持っています。
これまでは、
カロナール錠200mg2錠 を1日3回まで
という出し方にせざるを得なかったのですが、
今後は、
カロナール細粒500mg2包 を1日4回まで
使えるようになります。
これで、妊婦の方、授乳中の方、癌の方、片頭痛の方、変形性関節症の方、アスピリン喘息の方などの治療が、より安全に行えるようになります。
(なお、副作用が少ないのが特徴ですが、1500mg以上を「長期に服用する場合は肝機能障害に注意しながら」という記載が追加されました。)

そうです(*^^)v。
子どもの熱さましに使われるお薬です。
世界的には、癌の痛みにもたくさん使われている最も頼りになる痛み止めの一つでもあります。
一般名はアセトアミノフェンと言います。
子供だけでなく、妊婦、授乳婦、高齢者などにも最も安全性が高い とされている解熱鎮痛剤です。
バファリンやロキソニン、ボルタレンなどより胃を痛めにくい、喘息などのアレルギーを起こしにくい薬です。
ただし、保険上、使える量が少なすぎるのが、「タマにキズ」でした
しかし、ようやくこの1月21日から
1回500mgまでが1000mgまで、
1日最大1500mgまでが、4000mgまで
保険でも認められました。
安全な熱さまし・痛みどめが、もっと良く効くようになった。ということになります。
昨年発行された「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン」では、
(アセトアミノフェンの投与量は)2400mg~4000mg/日程度が妥当な鎮痛量・・・とされています。
抗がん剤などのドラッグラグ(諸外国で役立っている薬が日本では認可が下りるまでに時間がかかる)が、最近問題視されていますが、アセトアミノフェンの用量(使える量)の問題も似たような性質を持っています。
これまでは、
カロナール錠200mg2錠 を1日3回まで
という出し方にせざるを得なかったのですが、
今後は、
カロナール細粒500mg2包 を1日4回まで
使えるようになります。
これで、妊婦の方、授乳中の方、癌の方、片頭痛の方、変形性関節症の方、アスピリン喘息の方などの治療が、より安全に行えるようになります。
(なお、副作用が少ないのが特徴ですが、1500mg以上を「長期に服用する場合は肝機能障害に注意しながら」という記載が追加されました。)
Posted by neriya at 23:26│Comments(0)
│緩和ケア